沖縄の魚、だいたいミーバイ説
ミーバイ

実は「ミーバイ」という名前の魚はいないのですが、沖縄では、本土でいうところの「ハタ系の魚」を、まとめて ミーバイ と呼んでいます。
アカジンミーバイも、シロクラミーバイも、ナガジューミーバイも、全部ひっくるめてミーバイ。
ミーバイは成長が遅く、サイズが大きくて簡単には釣れないことから、昔から日常的に食べる魚というよりお祝いや来客時など特別な日に出される魚。
その特別感は今でも受け継がれています。
ミーバイ釣りは、ちょっと独特。
一瞬の油断で根に入られたら、ほぼ終了!なので勝負は数秒で決まります。
力比べというより、主導権の奪い合いと言えるかもしれません。
ミーバイ釣りは、「釣れた!」じゃなく「獲った!」に近いかも?
🎣 ミーバイが釣れる時期
ミーバイは通年狙える魚ですが、季節ごとに差があります。
ベストシーズンは春〜秋(4月〜10月)で、特に強い初夏〜夏(5月〜9月)。
🌸 春(3〜4月)は水温が上がり始めて活性が徐々に上向きに。サイズは中型が多め。
「そろそろミーバイ動き出すな」って時期。
☀️ 夏(5〜9月)はまさに最盛期で、活性MAXで大型が出やすい時期です。
一番“ミーバイらしい釣り”ができる季節で、根に突っ込む力も最強、まさに力勝負が楽しめるベストシーズン。
🍁 秋(10〜11月)はまだ水温高めで、夏ほどじゃないけど十分狙える季節。
食いはやや落ち着きますが、油断するとデカいのが出る」時期。
❄️ 冬(12〜2月)は水温が低下して活性は下がります。
深場・大型狙い中心で、釣れなくはないけど、数釣りや初心者向けではない季節。完全に通好み。
ミーバイの中でも別格!アカジンミーバイ・シロクラミーバイ・ナガジューミーバイ
ミーバイの中でも別格扱いされるのがアカジンミーバイ・シロクラミーバイ・ナガジューミーバイの3種類。
普通のミーバイが 1〜3kg前後だとすると、この3匹は10kg超えが現実的。
また、1年で数cmレベルしか成長しないため、デカい個体=何十年モノという高価値に。
ただデカいだけでなく、脂・旨味・身質のバランスが最高で、刺身でも汁でも蒸しでも、全部一級品の料理になることも、昔から“ハレの日の魚”とされている理由です。
🔴 アカジンミーバイ(スジアラ)
アカジンミーバイは別格中の別格。まさにミーバイ界のキングです。
赤い体色は縁起良く、味・見た目・希少性、全部トップクラスで沖縄三大高級魚の筆頭魚!
⚪ シロクラミーバイ(クエ)
重さと迫力の塊で、体高・重量感が別次元!
鍋・汁物で真価を発揮します。派手さはないけど、通が一番評価するタイプ。
🟤 ナガジューミーバイ(マハタ)
万能型の優等生。
味のバランスが完璧で扱いやすく料理の幅が広いのでプロからの信頼度が高い。
どの料理に出しても「あ、これ美味い」って言われる魚です。
