石垣島・川平エリアでシュノーケリング!マンタとサンゴの海を楽しもう
石垣島を代表する絶景スポット「川平湾」。
展望台から眺めるだけでも十分きれいなのですが、川平エリアの本当のすごさは、その海の中にあります。
透明度の高い海に広がるサンゴ礁、色鮮やかな熱帯魚、ウミガメ。そして沖合には、石垣島を代表するマンタスポット「川平石崎」があります。
川平エリアは、のんびり魚を眺めるビーチシュノーケリングから、ボートでマンタに会いに行く本格的なシュノーケリングまで楽しめる、石垣島でも特に海の魅力が詰まったエリアです。
ただし、最初にひとつ知っておきたいのが、
有名な川平湾の砂浜では、シュノーケリングはできない
ということです。
「えっ、あのきれいな海に入れないの?」と思ってしまいますが、シュノーケリングを楽しめるのは川平湾周辺のビーチや、ボートで向かう沖合のポイントです。
ここでは、川平エリアで楽しめるシュノーケリングの種類や見どころ、おすすめの参加方法、注意点まで詳しく紹介します!
川平エリアってどんなところ?

川平エリアは、石垣島北西部に位置する自然豊かな地域です。
中心となる川平湾は、エメラルドグリーンからコバルトブルーへと変化する海の色と、小さな島々が浮かぶ美しい景観で知られています。
石垣島の市街地からは車で約40分、南ぬ島石垣空港からは約40~50分。市街地から少し離れていますが、その分、周囲には豊かなサンゴ礁や自然の海岸が残されています。
川平湾の周辺には、
- 川平石崎のマンタポイント
- 底地ビーチ
- 川平タバガー
- 川平湾外側のサンゴ礁
- 米原海岸方面のリーフ
など、さまざまな海の遊び場があります。
ひとことで「川平のシュノーケリング」といっても、参加するツアーや入る場所によって、見られる景色はかなり違います。
川平湾でシュノーケリングはできる?

川平公園から見える有名な川平湾は、基本的に遊泳禁止です。
川平湾は見た目には穏やかですが、水深が急に深くなる場所があり、潮の流れも速いうえ、湾内をグラスボートが行き来しています。そのため、砂浜から自由に泳いだり、個人でシュノーケリングをしたりすることはできません。
波打ち際を歩いたり、砂浜から景色を眺めたりすることはできます。
川平湾のサンゴや魚を見たい場合は、船底がガラス張りになったグラスボートを利用しましょう。水着に着替えなくても、サンゴ礁や熱帯魚、運がよければウミガメなどを観察できます。
一方、「川平湾シュノーケリングツアー」「川平湾発マンタツアー」などは、川平エリアからボートやカヤックで遊泳可能なポイントへ移動して泳ぐツアーです。
川平湾の展望台前で泳ぐわけではないので、ここは混同しないようにしましょう。
川平エリアのシュノーケリングがすごい理由
石垣島を代表するマンタポイントがある

川平エリア最大の魅力が、川平石崎周辺にあるマンタポイントです。
代表的なポイントには「マンタスクランブル」や「マンタシティ」があり、マンタが体についた寄生虫などを小さな魚に食べてもらう「クリーニングステーション」として知られています。
タイミングがよければ、マンタが大きなヒレを広げ、海の中をゆっくり旋回する姿を水面から観察できます。
マンタというとダイビングで見るイメージがありますが、川平石崎のポイントは比較的浅い場所にもマンタが現れるため、シュノーケリングでも観察できる可能性があります。
目の前を巨大なマンタが通過する光景は、もはや「魚を見た」というより、海の中で巨大な飛行物体に遭遇したような迫力です。
ただし、マンタは飼育されている生き物ではありません。
参加すれば必ず会えるわけではなく、天候や風向き、波、当日の海況によってはマンタポイントへ行けないこともあります。
サンゴと熱帯魚の密度が高い
川平エリアの海は、マンタだけではありません。
浅いサンゴ礁では、
- クマノミ
- チョウチョウウオ
- スズメダイ
- ブダイ
- ツノダシ
- ハギの仲間
など、南国らしい魚を観察できます。
海底にサンゴが点在しているというより、場所によっては海の中にもうひとつの庭園が広がっているような景色です。
水深の浅い場所では太陽の光が海底まで届くため、晴れた日はサンゴや魚の色もいっそう鮮やかに見えます。
ウミガメに会える可能性も!

川平周辺のボートツアーでは、マンタポイントだけでなく、サンゴ礁やウミガメが見られる可能性のあるポイントを組み合わせることがあります。
マンタが現れなかった場合でも、ウミガメやサンゴ、熱帯魚を楽しめるツアーを選んでおくと、満足度が下がりにくくなります。
個人的には、マンタだけに全賭けするより、
「マンタも探すけど、サンゴとウミガメも見に行くツアー」
の方が、初めての川平シュノーケリングにはよさそうです。
川平エリアで楽しめる3つのシュノーケリング
1.マンタを探すボートシュノーケリング

川平エリアへ行くなら、一度は検討したいのがマンタシュノーケリングです。
ボートで川平石崎周辺へ移動し、マンタが現れやすい場所で水面に浮かびながら待ちます。
マンタがクリーニングステーションの上を旋回している場合は、こちらから追いかけ回さなくても、同じ場所で何度も姿を見せてくれることがあります。
川平エリアから出るツアーは、川平石崎までの船移動が短いのが大きなメリットです。ショップや出港場所によって異なりますが、川平側からは約5~10分でポイントへ到着するツアーもあります。
市街地の港から川平石崎まで移動する場合は、船で40~50分ほどかかることがあるため、
- 船酔いが心配
- 長時間ボートに乗りたくない
- 半日で楽しみたい
- 川平湾観光と組み合わせたい
という人には、川平エリア集合・出港のツアーが向いています。
2.サンゴ礁を巡るボート・カヤックツアー

マンタポイントではなく、川平湾外側のサンゴ礁や無人島周辺へ行くツアーもあります。
ボートやカヤックで移動するため、ビーチからは入りにくい自然豊かなポイントで泳げるのが魅力です。
マンタツアーよりも浅く穏やかな場所が選ばれることが多く、
- 初めてシュノーケリングをする人
- 深い海が少し怖い人
- サンゴや小さな魚をじっくり見たい人
- 子どもと一緒に楽しみたい人
にもおすすめです。
ツアーによっては、カヤックで川平湾の景色を楽しんだあと、湾の外側にあるサンゴ礁でシュノーケリングをします。
海の上と海の中、両方から川平の自然を楽しめるのがいいところです。
3.周辺ビーチからのシュノーケリング
川平エリア周辺には、個人で海に入れるビーチもあります。
ただし、監視員がいない天然ビーチや潮流のある場所も多いため、どこでも自由に泳いでよいわけではありません。
初めて訪れる場合は、浅瀬で楽しむか、ガイド付きツアーを利用する方が安心です。
川平エリア周辺の主なビーチ
底地ビーチ

底地(すくじ)ビーチは、川平湾から車で約10分の場所にある、長く弧を描く遠浅のビーチです。
波が比較的穏やかで、シーズン中は設備も利用しやすいため、海水浴や子どもの水遊びに向いています。
ただし、ビーチの正面は砂地が中心です。
透明な海でのんびり泳ぐには気持ちのよい場所ですが、サンゴや魚をたくさん見ることを目的にすると、少し物足りなく感じる可能性があります。
底地ビーチは、
本格シュノーケリングスポットというより、川平観光の途中で気軽に海に入りたい人向け
と考えておくとよいでしょう。
シャワー・トイレ・更衣室などの利用期間や料金は変更されることがあるため、訪問前に最新情報を確認してください。
川平タバガー

川平タバガーは、川平湾の西側にある小さな天然ビーチです。
白い砂浜と透明度の高い海が美しく、観光地化されたビーチとは違った、静かな南国らしさがあります。
浅瀬では小魚などを見られることがありますが、正式な海水浴場ではなく、監視員や十分な設備もありません。
道が分かりにくいことがあるうえ、海況や潮位によって泳ぎやすさが変わります。初めて訪れる人が「穴場だから」と沖まで泳ぐのはおすすめできません。
川平タバガーや川平湾外側を訪れるカヤック・シュノーケリングツアーもあるため、安全に楽しみたい場合はガイド付きが安心です。
米原海岸

米原海岸は川平湾から車で約15~20分。厳密には米原エリアですが、川平観光と組み合わせやすい人気のシュノーケリングスポットです。
ビーチのすぐ近くからサンゴや熱帯魚を見られる一方で、沖へ向かう離岸流が発生する場所があります。石垣市も、米原海岸周辺には流れの速い場所があるとして注意を呼びかけています。
「ビーチから簡単に入れる=安全な海」ではありません。
単独で泳がず、浮力体を着用し、風や波がある日は海に入らないようにしましょう。初めての場合は、米原の海を熟知したガイド付きツアーがおすすめです。

ビーチとボート、どっちがおすすめ?
川平エリアを初めて訪れるなら、個人的にはボートツアーがおすすめ!
川平の海の魅力は、岸から見える範囲だけではなく、マンタポイントや沖合のサンゴ礁まで行ってこそ、「川平まで来た感」が一気に高まります。
| 比較項目 | ビーチシュノーケリング | ボートシュノーケリング |
|---|---|---|
| 主な見どころ | 浅瀬の魚・砂地・サンゴ | マンタ・ウミガメ・沖合のサンゴ礁 |
| 手軽さ | 比較的気軽に楽しめる | 事前予約と乗船が必要 |
| 費用 | 装備があれば抑えやすい | ツアー料金が必要 |
| 初心者 | 安全な場所と海況を自分で見極める必要がある | ガイドの説明やサポートを受けやすい |
| 海況判断 | 自分で判断する必要がある | ガイドが当日の海況に合わせてポイントを判断 |
| 設備・装備 | 設備はビーチによって異なり、器材も自分で用意 | 器材レンタルやシャワー込みのプランもある |
| マンタとの遭遇 | 基本的に期待できない | 川平石崎で会える可能性がある |
| おすすめの人 | 浅瀬で気軽に泳ぎたい人 | 川平らしい特別な海を満喫したい人 |
川平発と市街地発のマンタツアーの違い
マンタシュノーケリングツアーには、川平エリアから出るものと、石垣市街地の港から出るものがあります。
川平エリア発
- マンタポイントまでの移動時間が短い
- 半日ツアーを選びやすい
- 船酔いの負担を抑えやすい
- 川平湾観光と組み合わせやすい
- 現地までレンタカーなどで移動する必要がある
石垣市街地発
- ホテル送迎付きのツアーを見つけやすい
- 複数のシュノーケルポイントを巡るプランが多い
- 竹富島周辺などと組み合わせた一日ツアーもある
- 川平石崎までの船移動が長くなることがある
船に弱い人や、川平を中心に一日を過ごしたい人は川平発。
いろいろな海域を巡りたい人や、レンタカーを使わない人は市街地発が便利です。
なお、「川平湾発」と書かれていても、集合場所や実際の出港場所はショップによって異なります。予約前に地図と送迎の有無を確認しましょう。
マンタに会いやすい時期はいつ?
川平石崎周辺では年間を通してマンタに出会える可能性がありますが、実際にツアーが開催されやすいのは、海況が比較的安定する春から秋です。
特に夏から秋にかけては、川平石崎のマンタツアーが多く開催されます。
ただし、マンタの出現状況は年や時期によって変わります。また、遭遇しやすい季節であっても、台風や風向き、波の影響でポイントへ行けない日はあります。
逆に海が穏やかでも、マンタが不在ということもあります。
そのため予約するときは、
- マンタに会えなかった場合は別ポイントで泳ぐのか
- マンタポイントへ行けない場合の代替内容
- 中止になった場合の返金・振替
- 開催可能な季節
- 当日の海況連絡の方法
を確認しておくと安心です。
「遭遇率100%」のような表現ではなく、自然の生き物であることをきちんと説明しているショップを選びましょう!
初心者でもマンタシュノーケリングに参加できる?
初心者が参加できるツアーは多数あります。
マスクやシュノーケルの使い方を浅瀬で練習してからボートに乗り、海ではライフジャケットやウェットスーツを着用します。
浮力のあるシュノーケリングボードにつかまりながら観察できるツアーもあります。
ただし、マンタポイントは足のつかない海です。
波やうねりが出ることもあるため、
- 水に顔をつけること自体が怖い
- マスク呼吸が苦手
- 極端に船酔いしやすい
- 持病がある
- 体力に不安がある
という場合は、予約前にショップへ相談しましょう。
最初からマンタポイントへ直行するのではなく、浅く穏やかな場所で練習してから向かうツアーを選ぶと安心です。
まとめ|川平湾は見る海、その先には泳いで楽しむ海がある
川平湾は、展望台や砂浜から眺めるだけでも、石垣島まで来た甲斐があると思えるほど美しい場所です。
しかし、川平エリアの魅力は水面の上だけではありません。
湾の外側にはサンゴ礁と熱帯魚の世界が広がり、さらに沖合の川平石崎では、巨大なマンタに出会える可能性があります。
有名な川平湾内は遊泳禁止ですが、周辺のビーチやガイド付きツアーを利用すれば、川平の海を安全に楽しめます。
初めてなら、川平エリアから出発する半日ボートツアーがおすすめです。
ポイントまでの船移動が短く、マンタだけでなく、ウミガメやサンゴ礁を巡るツアーも選べます。
展望台から「あの海、めちゃくちゃきれいやな」と眺めたあと、実際にその海の中へ入る。
これが川平エリアのいちばん贅沢な楽しみ方かもしれません。
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